そして、昨日は卒業式。広報チームとして、式の写真を撮るべく、久々に大阪城ホールへ。谷六から大阪ビジネスパークまで地下鉄で行ったが、駅を降りたところで早くも卒業生サトミに会ふ。まあ、彼女は進学なので、今後も会ふであらうが。 さて場内にはひると、なにぶん暗くて、シャッタ・スピード6分の1秒とかになるのには難渋した。ちなみに、今年の文学部総代はダイキだったので、彼が学長から授与されるところも写しておく。 その後、式の最後を端折って学校へ。今年は、教育促進支援機構の『フォーラム人文学』配布の段取りを忘れてゐて、結局自分でやることに。田中記念館の舞台上手袖前で、ひとりひとりに「おめでたうございます」と云ひながら雑誌を手渡してゐると、かつて仏語を教へた連中は、たいていにっこりしてくれたり、ネクタイ――卒業式恒例の、ネクタイの蝶結び――についての感想を述べてくれるのだが、なかにはあっさり通過する連中もゐて、そのつど、雑誌の行方にも不安感を抱かせられる。 そして、支援機構の授賞式。研究支援チーム総出で準備をしてくれる。学位記授与式が押したため、進行に焦った小生、司会者の自分の名前も、会長の湯川先生の名前もアナウンスするのを忘れてゐた。 今年は、田中記念館を17:15には完全撤収との厳命ださうで、懇親会も慌ただしく開始。仏文卒業生のショウコやリエをはじめ、カオス女優トリオや、教へ子トリオ――エミコ、ナオコ、ショウコ――プラス、独学で仏語をやって今年から1年フランスへ語学留学をするてふチアキや、支援機構で活躍のヤスノリとマコトや、そのほかアサミやらタミやらユカやら数名と写真に写らせてもらふ。かうして、彼らの、いつ開かれるともない想ひ出の帳面のひとすみに刻まれたわけである。とまれ、みなさん、卒業おめでとさん。
(全体の卒業式は城ホール。文学部学部生代表として学位記を受け取ったダイキ) (学部毎に行なはれる学位記授与式のなかに組み込んだ支援機構の表彰式は田中記念館のホール。ご自身も定年でご卒業になる湯川会長から優秀修士論文賞受賞を授与されるヤスノリ。アシスタントはマサコ。左端で見切れてゐるのが小生) (今年から、支援機構の支出分が半額の5万円になり、総額25万円となった懇親会。場所は田中記念館のオーディトリウム)
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