| そして、金曜は、仏文恒例「巴里祭」。フランス文化の授業の一環として、文学部の仏語履修者を招き、飲食物をふるまふ一種の fête(フェット=お祭)である。もちろん、仏文コースへの勧誘手段のひとつだ。今年の履修者が50人ほどゐることから、飲食物を増量したが、それでも2時間足らずでほゞ消尽された。まこと、わかうどの胃の腑たるや恐るべし。 今年は、3回生のマイが張り切り、友人ナナ(英文だけど、仏語履修者で小生の教へ子。虫愛づる姫君)の協力を得て、諸々をプロデュース。みんなからフランス写真を集めてディスプレイするとか、食材の選定から、仕込みからなにから、みな仕切ってくれて、大変ラクチンであった。Merci Maï !! その他、大先輩からの差し入れや、取材やなんやかやありつゝ、無事、終了。食材やら器財やら諸々ご協力のみなさま、下ごしらへ等で活躍の2回生たち、いつもながら活躍の院生たち、他すべての携はっていたゞいた方々に深謝。 さらに、このあと4限のフランス語担当者にして仏文OBのK先生、わざわざお越しいたゞいたことに大感謝。 ちなみに、この日用意したバゲット30本、ガレットは60枚分。シードルやワインは、もうわかんない。笑 ところで、蕎麦粉のクレープを galette てふわけだが、このブルターニュ名産物は、痩せた土地で蕎麦しか作れなかったブルターニュの事情――現在は、EU の支援などを受けて、それなりの水準みたいだが――がある。このケルト系の土地に、幸あらんことを。
(前夜に、仏文の部屋で予行演習する風景。しかし、一杯やったことが引金になり、結局、前夜祭になってしまった)
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