Il avait (moi j’ai) quarante-six ans.

2010/01/04

正確には17時40分、またひとつ歳をとりやす。とりあへず、生きてることに感謝。 ちなみに、本日は、かの Albert CAMUS がガリマールの坊ンらと自動車でぶっとんぢゃってから50年目の祥月命日。共和国大統領のサル公 […]

矢作 俊彦+司城 志朗『犬なら普通のこと』(早川書房)

2010/01/04

これまた贔屓の矢作俊彦が、やはりエンタテイメント系作家の司城志朗と組んだ最新作。昨年6月から10月にかけて『ミステリマガジン』に連載されたものの単行本化である。 『暗闇にノーサイド』『ブロードウェイの戦車』『海から来たサ […]

小沼 丹『村のエトランジェ』(講談社文芸文庫)

2010/01/04

贔屓の作家、小沼丹の文庫本。小沼丹と親しく、後半生はおなじく日常描写派となった庄野潤三も昨年9月に亡くなってしまったが、この『村のエトランジェ』は、作者36歳にして出した最初の本であり、収められてゐるのは「フィクション」 […]

トジツキ ハジメ『徒然』(新書館 ディアプラス・コミックス)、『俺と彼女と先生の話』(新書館 ウィングス・コミックス)

2010/01/03

小生贔屓のトジツキハジメ。ほゞ一年前にでた『徒然』は、同人誌掲載作をまとめたもの。BL漫画家の相良直樹は、元ロッカーでいまは巨乳好きのエロ漫画家・恩田寛斗のもとでアシスタントをつとめること5年。そのテクニックと料理他の家 […]

三が日

2010/01/03

元旦は実家へ。約10年ぶりに妹に会ったので、「キミは何しとんのや?」と暮らしぶりを訊くと、「生きてる」と小学生のごとき返答のアラフォー女。いや、まったく、なにして暮らしてるのかしらん? 夜着いて、翌日の昼過ぎには出立てふ […]

市川 春子『虫と歌』(講談社 アフタヌーンKC)

2010/01/01

いちぶでは大変な反響の市川春子。つひに単行本化。2006年の表題作「虫と歌」から、2007年「星の恋人」、2008年「ヴァイオライト」、さうして2009年12月の「日下兄妹」までの4作を収める。じつに年1本の寡作であった […]