昨日は、小生台本により3月に公演する阿倍野の劇場、ロソクドンタブラックの新年会へ。こゝは、学校回りなんかをやってゐる玄人劇団 THE KIO さんの持ち小屋でもある。今回、劇場がこゝになったのは偶々であるが、毎年半年かけて行なはれてゐるロクソドンタフェスティバルに、はからずも参加することになったため、じつはプレッシャーを感じてもゐる。このフェス、割と若手の劇団が多く、ウチの如き「足かけ18年目」なんかは珍しいのであった。 稽古が延びたので、開始から二時間ほど遅れてゆき、取り敢へず、定時に来てゐたももいぬろうくんを見つけ出すと、KIO の照明さんである伏屋さんを紹介される。さらに、ちっひー、滝口君(まっこさんのお弟子さん)ら、いつもお手伝ひに来て戴いてゐる人々に会ひ、暇ステの白井君らと挨拶。さらに、1991年に最初のテント公演を行なった際、境内を使はせてもらった生國魂神社さんに顔を繋いで戴いた松原さん(元近鉄劇場プロデューサ。現在は芸術創造館)に挨拶。その流れで、昨年度ロクソフェスで2位となった猴(ましら)の人々とも話す。さらには、KIO の女優さんで嘗て一度だけ会ったことのある岸田さんとも久闊を叙し、ダンス評論家にしてフェスの審査員でもある上念さんに挨拶。じつは、今回、鯨をネタとしてゐるのだが、10年前の小生作『風の序曲』てふ芝居も鯨ネタであり、上念さんは、これをご覧くだすってゐるのだ。10年ぶりに使ったネタなのに、まさか10年ぶりに観る人がゐようとは思はざりけりである。取り敢へず、今回も鯨なんですといふてチラシをお渡ししておいた。最後に、一般審査員を務めるてふヒロコさんとお話して〆。