山野先生退任記念の宴

By 黒猫亭主人, 2009/04/27

昨日は、地理の山野先生の退任記念記念祝賀会。天王寺東映ホテルで、内輪のみならず、人文地理学会関係者もあつめ、麗々しくをこなはれた。小生、突然の気温低下のせゐでうっかり風邪をひいてしまったが、体調不良を押して参上する。もちろん、地理のOB・OGも来てゐて、同期のOや後輩のNと久闊を叙すことに。

小生はもちろんスーツ姿であったが、金児学長が寄ってきて、「福島がこんなん着てるとはなあ。緑色の着物でくるんちゃふかと云はれとったで」、とひとを幇間(たいこもち)の如く仰有る。

途中、山野先生の来し方を写真で振り返る企画があったが、来賓でもあった金児学長、中村副学長の若いこと。一見では、誰だか同定不能である。山野先生は、挨拶のなかで、「改革委員長」――この山野委員会が、それまでの5学科を3学科15コースに改める案を作った――になったのが、その後の人生に大きな影響をあたへたと話していらしったが、その委員会に仏文代表で出たのが小生――当時、着任2年目。まだ助手! 「言語情報」と「表現文化」てふ新設2コースの基本設定を、独文の委員であった松村先生とふたりで設計したのはこのときのことだ――であり、小生の人生にも大層影響をあたへたといへよう。

そして、最後に、山野先生を囲んでの写真撮影があったのだが、最前列は、現在の地理学教室代表・山崎先生をのぞき、金児先生、山野先生、阪口先生、中村先生、栄原先生、谷先生、村田先生と、7代14年――厳密には13年目。残念ながら、増田先生のみご缺席――に渡る学部長・研究科長が居ならぶてふ、スゴすぎる状態となったのであった。

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