テントで大階段をバラしてる最中に、船場ACプロデューサの中川眞大将から電話かかってきて、なにかと思へば、9/18のガムラン・コンサートで、物語のナレータをやってくれてふ。たまたまスケジュールが空いてたので引き受けたものの、先週は劇多忙で、リハにゆく時間もない。けっきょく、稽古1回、リハ1回で、つぎはぶっつけ本番てふこととなった。
今回のコンサートは、インドネシア藝大と眞さんのマルガサリとの合同公演で、これまでもコラボを何度もやってゐるチームだ。ガムラン演奏家と舞踏家と役者の混成チームでもある。行ってみると、表文のハルカがヴォランティア・スタッフやってたり、かつて森さんの秘書してたOさんが舞踏家になってたりして駭く。
小生の出番は、最後の舞踏劇パートで、オハナシの前提部分を説明する役。小生が日本語でしゃべり、そのあと、インドネシア人ナレータがインドネシア語でしゃべるてふ、時間差多重放送である。引き受けたときは、台本読み上げでやるつもりだったが、演出のユディアリヤニ先生は、せりふは暗記して、身ぶり手ぶりをつけ、眼鏡ははづしてくれ、と――英語で――おっしゃる。必死で憶えたものの、ちょっと失敗してしまったのはヒミツだ。
終演後、小生が大阪で芝居をやってゐるてふと、ユディアリアニ先生は名刺をくれて、主役の若い男の子と女の子を紹介される。名前は憶えられないf(^ー^;。ジャワ人のナレータ氏とはハグ。いやはや、まことに Terima kasih [トゥリマ・カシー]。