巴里便り

L'Ile Saint-Louis 篇

(2000/06/17-19)


2000/06/17
 原稿の完成せず、今日も公園に流出。例によりてブラサンスの古書市を覗き、3 點購入、そのまゝ横の公園に行き、芝生上で寛ぐ。否、仕事す。
公園横のバザー? ブラサンスの古書市 ヨットで遊ぶ兄妹 ジョルジュ・ブラサンス公園の泉水
公園横にてバザーの如き古物市開かれたり ブラサンスの古書市。毎土日、年中開かれてるらし ヨットで遊ぶ兄妹 泉水のあるジョルジュ・ブラサンス公園
白塗りローラーっ子 ブラスの無料コンサート 寛ぐ人々 水着の人々
何故かピエロの扮裝 をっちゃんらによるブラスの無料コンサート開かれたり 寛ぐ人々 人々水着となりて日光浴
側轉っ子 指示出しっ子 歩きっ子 ヨットっ子
矢っ張りゐる側轉する子供 何やら隱れてゐる子供 お父さんに蹤(つ)いてく子供 ヨットを抱へてるカップル
手押しっ子 雙子用乳母車 ケンパっ子 ポニー達の歸宅
弟の三輪車(こちらのは押し手付き)を押すお姉ちゃん 色々のヴァージョンあり、雙子用乳母車 ケンパをやってる子供 子供を乘せて一周するポニー達、宿へ歸宅
夕暮れの泉水 自轉車っ子 サッカー少年達 牛
夕暮れの泉水。午後 7 時 些か小さくなきか、チャリンコ? サッカー少年達 公園入り口の兩側に牛あり。狛牛?


2000/06/19
75 のバス サッカー・バス SNCF RER
小生をうっちゃりしバス、途中で追ひ付かれ、75 番が 2 臺に Euro 2000 で盛り上がるフランス。バスもこの通り ヴィレットの裏手を走る國鐵線 これは RER?
マークス&スペンサーの廣告 ジェオッド シトロエン サーカス小屋
マークス・アンド・スペンサーはえげれすの百貨店。英國物産を揃へたり。でも、廣告はこんな風に一寸アホ(レモンとグレープフルーツ) ドーム型映像劇場 Géode (ジェオッド)。手前はウルク運河 運河沿ひの道に這入りてきたりしシトロエン サーカス小屋? コンサートも行なはる。看板の文字は Cabaret sauvage (カバレ・ソヴァージュ 野生のキャバレー)
釣り人 パンタン製粉所 パンタン製粉所内部 ウルク運河東方
外周道路を越えるとパンタン市。運河に釣り絲を垂れたる人 パンタン製粉所 開いてた扉から、製粉所の中を覗く ウルク運河東方を望む
ガル・コンパン通りの建物 ダントン通り オッシュ通りの壁 角のパン屋さん
Rue du Gal Compans (ガル・コンパン通り)のアパルトマン Rue Danton (ダントン通り)から運河を望む Rue Hoche (オッシュ通り)の建物の壁 オッシュ通りとヴィクトル・ユゴー通りの角なる麺麭屋さんの看板
ヴィクトル・ユゴー通りの建物 ヴィクトル・ユゴー通りの建物 家具工場 レジの内側
ヴィクトル・ユゴー通りの建物 同左 家具工場 レジの内側
ユーロ受付開始の看板 丸角建築 老人ホームの空中通路 プレ・サン・ジェルヴェ墓地
1999 年 1 月 4 日からユーロでの支拂ひを受け付けますの表示 Rue Jules Auffret (ジュール・オフレ通り)の丸こい建物 ジュール・オフレ通りから Rue Kl´ber (クレベール通り)を見る。眞ん中のは老人ホームの空中通路 プレ・サン・ジェルヴェ墓地からパリの北側を望む
リラの空き地 リラの繁華街 プレ・サン・ジェルヴェ通り
リラの空き地。鄰家の壁に階段の跡クッキリ リラの繁華街。道の向かひ側は新ビル建設中 リラにあるプレ・サン・ジェルヴェ通り。甚だ短し リラの近代的ショッピング・センターの向かひ側
倉庫 ケーキ屋さん 下校する小學生 晝下がりのカフェ
プレ・サン・ジェルヴェなる Avenue Jean Jaurès (ジャン・ジョレス通り)の倉庫 ジャン・ジョレスとダントン通り角なるケーキ屋さん 16 時過ぎは小學生の下校時間帶 晝下がりのカフェ
ダントン通り アカシア竝木道 大竝木道の家 ヴィラ・デュ・プレの出入り口
Rue Danton (ダントン通り)。右手の廣場はバス 61 番線の終點「プレ・サン・ジェルヴェ」 住宅地内を通る Avenue des Acasias (アカズィア竝木道)。このまゝ死んでしまひたい? 一軒家も多し。Grande Avenue (グラン・ダヴニュー 大竝木道) 竝木道の出入り口。Villa du Pré (ヴィラ・デュ・プレ)てふ名とは知らざりけり。右端のは tatoo せる緑のをばさん
市役所 市役所商店 ポルト・デュ・プレ・サンジェルヴェから マリー橋
プレ・サン・ジェルヴェ市役所。何やら飾られたり 市役所前の古い商店 ポルト・デュ・プレ・サンジェルヴェとセリュリエ大通りの交叉點 サン・ルイのマリー橋
 昨日の日曜日、快晴なりしにも拘らず、原稿仕上がらず部屋に自らを幽閉せり。が、本日も快晴。直ちに自らを解放して、郊外散策に出づ。
 本日は、嘗て訪なひたる Pantin (パンタン)、Les Lilas (レ・リラ)、Le Pré Saint-Gervais (ル・プレ・サン・ジェルヴェ)再訪。巴里の北東(うしとら)、鬼門の方角なり。
 取り敢へず、科學博物館抔のあるヴィレット公園に向かふ。ポン・マリーよりメトロ 7 番線で一本なれど、例によりてバス。オテル・ド・ヴィルより 75 番に乘らんとす。
 ところが、オテル・ド・ヴィルのバス停、他の路線は多數來れども、75 番來たらず。やっと來たと思ったら、一瞬よそ見をせる間に、乘る客無しと看做してあってふ間に通り過ぎぬ。小半時待ち續けて漸く乘り込めり。
 ヴィレット公園の運河横にて暫し仕事。高校生らしき男女の戲れたり。一人の女の子を、男の子達が抱へて、運河に落とさんとすること三たび、逐にホンマに落とす。女の子は直ぐに引っ張り上げられたるが、勿論ズヾ濡れなり。と、直ちに公園の警備隊が車にて驅け付け何やらお説教。然し、運河の水はゴミだらけなれば、結膜炎になりゃせんかと案ぜらる。
 その後、ウルク運河を遡り、下にメトロも走るメインストリートたる Avenue Jean Lolive (ジャン・ロリーヴ大通り)のショッピング・センター内のスーパーにて買ひモノ。出口にてアジア女性に中國語で話し掛けらる。小生が判らんてふと、英語にチェンジ。近所に別の大きな店はなきか、と問はる。通りすがりゆゑ判らんてふと、買物の袋が大きければ近所の人と思ひたりてふ。正しき觀察なり。但し、例外は付き物。彼女も通りすがりにて、何でも、兄弟のズボンを探せる由。小生が日本人と知るや、「コンニチハ」てへり。フランス人に chinois かと訊かるゝは日常茶飯なれど、中國人に間違へられたるは初めてなりき。
 その後、ジュール・オフレ通りからリラをかすめ、プレ・サン・ジェルヴェの住宅地區を經て、外周道路(Périphérique ペリフェリック)を潛り、Avenue de la Porte du Pré Saint-Gervais (ポルト・デュ・プレ・サンジェルヴェ大通り)でバス PC2(ペー・セー・ドゥー petite ceinture プティット・サンチュール 小環状)の走る Boulevard Sérurier (セリュリエ大通り)に到れり。






[ ] [ 目次 ] [ ]
[ メニュー ] [ 黒猫亭 ]
[ フランス言語文化教室 ] [ スタッフの部屋 ] [ 文學部 ]