水城(みずしろ)せとなによる BL連作。課長職にも抜擢されるほどに仕事はできるが、優柔不断で流されやすい大伴――奥さんに棄てられ、バツイチ――が、大学の後輩・今ヶ瀬に、ノンケにもかゝはらず迫られ、落とされる。今ヶ瀬じしんの要約によれば「数々の女に落とされ捨てられ 漂流し続けた挙げ句 粘着質な押しかけゲイに ハメられるハメになった 貴方の半生」(『俎上』p.7)。そこに、ケナゲ系の大伴の部下たまきちゃんが絡んできて、モノガタリは泥沼に。
『窮鼠』では今ヶ瀬の勝利まで、『俎上』ではヘテロ恋愛の世界においても大層リアルなやりとりの応酬のけっか、ふたりの仲がつづくまで。最後のオマケ漫画で、大伴の元カノが、今ヶ瀬の現状を「イイ男だったのに、くだらない女になり下がっちゃって」と嘆息するのだが、まさにそんな感じ。
いや、しかし、流され大伴、モテモテすぎるのでは? このてんだけがリアルでないやうな。
この話続きものだったんですね。。。チーズしか読んだことなかった・・。
モテる人は断れない人という性質もあるとおもってたので、大伴さんがモテモテってのはわかるような気がします。モテ人への偏見かもしれませんが。
いや、そもそも何故モテるのか納得がゆかん!笑
「優しさう」やからか? そんなんでモテるんか?? チクショーめっ!笑