先週末は、ユキ先生の発案になる「パン評会議」――「パン評議会」に非ず――。文学部1回生の希望者を連れて大阪市中央区のパン屋さんをめぐり、baguette と croissant を食べくらべ、フランス文化をまなびつゝ、パンの品評をおこなふ会議である。もちろん、ほかに美味しさうなパンがあれば購入、食すことを厭はない。
お店の数は、土曜の「本町・船場篇」に4店舗、日曜の「谷六篇」に2店舗と偏ったが、出席者は、土曜が7名(ユキ先生、マイコ、タケシの院生組、ミホ、ショウコ、アヤ、ミサキ)、日曜が6名(ユキ先生、院生ユタカ、サオリ、エリナ、ミサキ、小生)と、唐沢副学長がゴキブリのごとく――あるひは木口小平ラッパ手のごとく――おなりであったボート祭とかぶったわりには、まづまづの参加ぶり。ミサキは皆勤賞である。
小生、生協の教職員理事候補者&総代として、市大生協の総代会に出席してゐたため、土曜は不参加であった。ちなみに、生協理事は、常任理事たる大場先生からの依頼。今年は、教育学会の理事のほか、マンション管理組合の理事も当番にあたってをり、これでみっつめの理事である。
そして、日曜の谷六篇、行ったのは Le Ai [ル・アイ] とLe Goût [ル・グー] 。 両店とも人気店であり、われわれがぞろぞろ訪れたため、さほどひろくない店舗内は、お客さんたちで犇めきあった。
じつは、三店舗目もリストアップされてゐたのだが、昨晩から12時間食事をっとってないてふ下宿生サオリの空腹を宥めるべく、ひとまづ、評会場となってゐる我が家にむかふ。
我が家では、一同、あってふ間にバゲットとクロワッサンを平らげ、ほかのパン類を食べ、お茶を飲んで一服ののちは、つい居続けの、けっきょく、三店舗目に向かふことはなかったのであった。