大空小学校での土曜授業

By 黒猫亭主人, 2016/05/15

きのふの大空小における土曜授業については、tweetしたとほりだが、すこし追記。

ウチは、結婚届け提出後、その足で、十三の七藝に、大空小のドキュメンタリー映画『みんなの学校』(監督・真鍋俊永)を見にいってゐる。われわれにとっての結婚記念映画である。その後、木村泰子元校長の『「みんなの学校」が教えてくれたこと』(小学館)も読んでゐる。ヘテロ環境推進派の小生は、インクルーシヴ教育のシンパなのだ。

きのふ、大空小にじっさいを経験して、その理念がしっかり継続されてゐることを確認し――小生のハナシの最中に蜿蜒はなしかけてくれる子の相手をしてゐると、6年生リーダーがかれをグループにつれもどしにきた――、うれしくおもふとともに、かれ/かのじょらの「やはらかい」こころに向きあふことの難しさも、あらためて感じた。「ひとにやさしくできるか?」「知らないひととおともだちになれるか?」てふ問ひかけに、ただちに「できる!」とこたへる「良い子」たちの数のおほさは、たしかに大空小の教育―学習の賜物であらうが、同時に、「キモイやつ」「異臭のするヤツ」とは友だちになりたくないといふ子もゐるのだ。さらに、かれ/かのじょらは、子ども的ノリで、そんな「他者」について、病院に収容したり燃やしたりとの「排除」を提案してくる。「そのひとが優しい、良いひとでも?」と訊いても、回答はかはらない。もちろん、「冗談」であらうが、大空小にしてこれかとおもふとどうじに、やはり、ひとりひとり、普段/不断の対話をつづけることにしか、教育―学習はありえないと感じた。

ちなみに、大空小のあとに訪問した山之内

小の現校長先生は、かつて大空小の教頭先生をなすってた由。そして、どちらの小学校も、すくなからぬ地域のひとびとが、サポーターとして活躍なすってゐる。地域コミュニティによる、こどもから老人までのセイフティネットの実際の一環を体験できて、まことに愛でたい土曜日であった。

土曜授業担当の工学部・重松先生と小生

土曜授業担当の工学部・重松先生と小生

小生の授業はかならずGWとインタラクション

小生の授業はかならずGWとインタラクション

(写真撮影は心理の佐伯先生)