いまをさること13年前の1998年、浪花グランドロマンは、当時の中百舌鳥アトリエで、1月から5月のあひだ、毎月1本づつ芝居を上演した。「アトリエ五番勝負」である。そのときのラインナップはつぎのとほりであった:
「今は昔、栄養映画館」作・竹内 銃一郎/演出・浦部 喜行(1998/1/16-18)
「夕暮れのアリス」作・安倍 枕流/演出・はまなか きみ(1998/2/20-22)
「メリーさんの象」作/演出・浦部 喜行(1998/3/6-8)
「記憶に棲む猫」作/演出・はまなか きみ(1998/4/24-26)
「僕の隠れ家――パトリス・ルコント『タンデム』より――」作・響 音次郎/演出・浦部 喜行(1998/5/29-31)
そして、ことし、南船場にアトリエをかまへる浪花グランドロマンは、ふたたびアトリエ連続公演を敢行する。「四番勝負――春のアトリエ公演スペシャル――」である。
小生が出演するのは、一番目の安部枕流作「永遠の金曜日」。さびれた研究所に、科学雑誌のライターがおとづれることで、永遠につゞくかにおもはれた日常がうごきだす……てふオハナシ。キーワードは「彗星」と「通信」だ。安部さんは3年ぶりくらゐの作、そして浪花グランドロマンでは初演出。しかも、チラシをやってくれてる船場AC仲間の檜垣さんの初舞台作でもあるぞ。ぜひチケットのご用命を小生まで。なにしろ、4ステで100人を動員せねば赤字なので、ちょっと焦ってゐるのであった。
全体のラインナップと情報はつぎのとほり:
上演作品名 | 日時 | 作・演出 | 花の役者陣 | 月の裏方陣 | |
一番 | 「永遠の金曜日」
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3/18(金) 20:00 3/19(土)15:00/19:00 3/20(日)15:00 |
安部 枕流 | 中谷 仁美 郁生 由 檜垣 平太 福島 祥乃介 |
鬼無 桃犬郎(照明) 関角 直子(照明操作) 響 音次郎(音楽・音響) 岡田 花(音響操作) |
二番 | 「こたつ――タクラマカン ver.」 | 3/25(金) 20:00 3/26(土)15:00/19:00 3/27(日)15:00 |
本阿弥 拾得 | 世捨の拾得 思い野 未帆 |
鬼無 桃犬郎(照明) 植田 おしん(照明操作) 響 音次郎(音楽・音響) 岡田 花(音響操作) |
三番 | 「マグカップはつむじ風――本屋探偵依子の事件簿――」 | 4/22(金) 20:00 4/23(土)15:00/19:00 4/24(日)14:00/17:00 |
本多 信男 | つげ ともこ 高上 未央 本多 信男 |
鬼無 桃犬郎(照明) 関角 直子(照明操作) 熊崎 智彦(音楽・音響) 岡田 花(音響操作) |
●場所● 船場ユシェット座 (〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-2-15三休橋エクセルビル南館B1階)[地下鉄本町駅12番出口、堺筋本町駅11番出口下車徒歩5分]
●料金●前売:1000円、当日:1200円、3枚つづり券:2400円(3枚つづり券ご希望の方は、その旨ご予約ください。当日、受付にてお渡しいたします。3番通しや1番を複数回、また複数人でのご利用も可能です)
●予約・問合●浪花グランドロマン tel/fax: 06-6245-9599 mail: ngrticket@gmail.com
そして、四番目は5月にウイングフィールドで、浪花グランドロマン最年少、られ先輩の作品が登場するぞ。
上演作品名 | 日 | 作 | 演出 | 上演場所 | |
四番 | 「世界はまわる」 | 5/21(土) 5/22(日) |
細原 愛美 | たまご☆マン | ウイングフィールド |