夏至と森門会

By 黒猫亭主人, 2009/06/22

すでに喰ひ散らかされた後

すでに喰ひ散らかされた後

昨日は夏至 solstice d’été であった。今後は、夜の方が長くなってゆくわけである。もっとも、日の入りの最遅は本日からで、今年の大阪では、6/22?7/6 の 19:15 。ちなみに、日の出の最早は、6/9?16 の 4:44 と、こちらはもうすぎてしまってゐる。

光と影の対立やら季節の移ろひやらに sensible であった古代のひとびとは、さまざまな行事をおこなってをり、そのうちのいくつかは、現在も夏至の祭として伝へられてゐるわけだが、まあ、夏至のハナシは、2006年2007年のエントリをご参照あれ。しかし、「猫焼き」って行事があったとはね。灰が厄除けになるさうにゃ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Cat-burning

てなわけで、昨日は、夏至の祭典てふわけではないが、森本一門会が、扇町のビストロにて開かれた。小生の学位取得と師匠の京都外大退任記念で、同級生のデンコ氏と後輩のアキタカ氏のセッティングである。ダブル主賓てふことで、小生と師匠とが、たがひに花束を贈りあふこととなった。ちなみに師匠、主観的にはリタイアメントではないさうで。さすがは、生涯現役、てふか全身教育・研究者である。

ちなみに「森門」てふのは、かつて堀口大學が、みづからを「与門」、すなはち「與謝野門下」と呼んだ顰みに倣ってゐる。

LINEで送る
Facebook にシェア
[`evernote` not found]