荒川の方は、愈々クライマックスと思はせた金星突入篇が、あってふ間のナニやらお笑ひ風味であっさり終了には吃驚。だが、モザイク(モノリス?)が喰へるとか、宇宙の薔薇とか、ムーの白鯨風全裸王子とか、かっこよく帰還する高井さんとか、表紙もふくめて、高井さん祭の様を呈してゐるのがすばらしい。
ちなみに、かつて分析したごとく、リクの役割が「ツッコミ」であることが、明示的にしめされた。そして、巻末には「ときめけ!! 荒川メモリアル」てふおまけつき。
ところで、アニメの方のオープニングは、第1期も第2期もやくしまるえつこだが、これは中村光のリクエストらしい。第1期には特別オープニング曲にマリア(cv 沢城みゆき)の歌「タイトルなんて自分で考えなさいな」があったが、第2期の10回目には、まさかの高井さん(cv チョー)ヴァージョン「行様☆GO! Summer!! ――いや、行くのは金星だから――」が出てきて大笑ひ。大阪は遅れて放映だが、先に東京で放映になったさいには、羽海野チカが大ウケして、中村光へむけて Twitter でつぶやき、中村光もリプライして盛り上がってゐたぞ。
おにいさんの方は、イエスが歯科医に治療にいったために「ロンギヌスのメス」とか「ロンギヌスのバキューム」とかができちゃったり、弁天さまがバンドやったりブッダの漫画の表紙デザインやったり、なんだかよくわからない天界のゲーム「ショムジョ」がでてきたりと、流石にイエスとブッダ以外のひとびと(?)のネタが増えてきた。『モーニング・ツー』2月号附録の、第6巻用着せ替へ表紙の絵も、コンビニ前のルシファーとマーラだったりする。
ところで、天部プロデュースのヨハネとアナンダによるショムジョユニット「YÂ」ってのが出てくるが、ヨハネが Y なのは、ヘブライ語の Yôh.ānān からなのだらうか。