木・金と寝たふして、土曜の早朝5時に起きてみると、大きな褐色のカブト虫にはなってゐないが、喉の不調と頭痛以外には、まあまあの体調になってゐたので、出張に出かける。某クビ長が廃止をつよく主張する伊丹空港から機上の人となり、一路、火の国へ。仏文学会@熊本大学である。今回はマサコとユキ先生の発表があるほか、大会実行委員長が、リュテス大先輩の寺田さんなのだ。
熊本は夏日であったが、前日まで発熱の小生、厚着で臨むも、気温のほどがわからず。さすがに翌日は暑さを感じたが、この出張中は、ずっと革ジャン+マスク姿てふ怪しい恰好であった。
さて、懇親会では、昨年の大会実行委員長なりし山本さんから、センター仲間だった山崎さんがついに結婚したとの報告を受ける。ムムム。それぢゃ冬太やなうて春太やがな! ト祝っておいたが、なんでも新婚早々腰を痛められたさうで。
二次会では、G社のFさん仕切りで、関東の若手たちと。前に坐わったベルクソンの専門家・藤田さんは、かつて早稲田の小林先生といっしょの二次会だかでごいっしょした仲。この春より福岡の大学に専任を得た由。久闊を叙しつゝ、こんごともよろしうにと。ちなみに、彼、このたびの学会奨励賞受賞者であり、有望の若手である。まさに「後生畏るべし」――「先生侮るべし」――。しかも、大阪出身――大手前→京大→東大――なのだった。