第9回大阪野外演劇フェスティバル参加劇団のうち、大阪城公園太陽の広場での三劇団目が劇団どくんご。4年に一度、日本中を旅公演してをり、大阪のでの公演は、このところかならず、野外劇フェス参加となってゐる――大阪でのウケは、これまたかつては日本中をテント旅興行してゐた未知座小劇場さん――。11月まで旅興行中である。
埼玉大学の劇研が母体であり、本拠地はながらく埼玉にあったが、現在は鹿児島県指宿市に転居。旅公演も、これから毎年やるさうな。
今回の「ただちに犬 Deluxe」は、いつもながら、ぬひぐるみを中心に――最初のシーンは、別役実の『そよそよ族の叛乱』を想ひおこさせる――、エチュードなどでつくりあげたとおぼしき、アホらしくも、どこか切ないオハナシ集。それにしても、公園のグラウンドは、すばらしい地がすりだなあ。
なんの囲ひもなかった楽市楽座の舞台もさうだが、野外劇は、観てる側としてはたいさう心躍るものだ。勿論、やる側としては大変なのだが。
ちなみに、北海道UHBのニュースから↓
いや、「アングラ」ではあるまいよ。f(^ー^;