仏地方選2010第1回投票

By 黒猫亭主人, 2010/03/16

フランスの地域圏議会選挙第1回投票は、サル公の不人気ぶりを反映した結果となった。すなはち、

  • Parti Socialiste(社会党)29.5 %
  • Union pour un Mouvement Populaire(人民運動連合)26.3 %
  • Europe Écologie(ヨーロッパ・エコロジー)12.5 %
  • Front National(国民戦線)11.6 %
  • Front De Gauche(左翼戦線)6.1 %
  • MOuvement DÉMocrate(民主運動) 4.3 %
  • Nouveau Parti Anticapitaliste(反資本主義新党) 3.4 %
  • Lutte Ouvrière(労働者の戦い) 1.1 %

投票率: 46.4 %

『ル・モンド』の記事はコレ

ト、左・中・右が、おほむね 55:4:41 の割合で、まあ、左派の勝利てふことだが、南仏 Languedoc-Roussillon [ラングドック・ルシヨン] 地域圏――地中海に面した地域圏の左側。主要都市は、Montpellier [モンペリエ]、Nîmes [ニーム]、Perpignan [ペルピニャン] ――ぢゃ、

  • DiVers Gauche(左翼諸派)34.2 %
  • UMP 19.6 %
  • FN 12.6 %
  • EE 9.1 %
  • FDG 8.5 %
  • PS 7.7 %

(以下省略)

投票率: 49.74 %

ト、社会党は大ゴケであった。第1位の DVG とは、モンペリエのドン Georges Frêche [ジョルジュ・フレーシュ] のこと。このひと、モンペリエ第1大学でローマ法を教へてた名誉教授かつ社会党の議員さんだったが、数々の不適切発言で物議を醸し――「左派のル・ペン」とか云はれてゐる――、2007年に社会党を除名されてゐる。それでも社会党と連携してゐたのだが、またも放言のため、社会党の選挙名簿からはづされたのだが、影響力はまったく衰へなかったてふわけだ。社会党は、右派との対決をよびかけてるやうだが、フレーシュは、わが勝利は社会党執行部にたいする厳しい否定だと云ってるぞ。


Frêche : “Ma victoire est un désaveu pour la direction du PS
アップロード者 lemondefr. – 世界中のニュース動画。

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