万博マニアナイト

By 黒猫亭主人, 2010/02/22

「René Magritte の男」。帽子の穴は、レーザー光線用。ネクタイが釘でとめられてゐた。じつは、四谷シモンの作。

上手に鎮座するマグリットをぢさん。

船場アートカフェのマンスリー・アート・カフェも21日目。出し物は、橋爪紳ちゃんの「万博マニアナイト」。ことしは大阪万博40周年であり、大阪花博20周年なのだが、上海万博の年なのだ。紳ちゃんは、日本館とは別途出展の「大阪館」をプロデュースしてをり、そのオハナシ。流石は紳ちゃん、万博マニア――プレゼンの悉くを写真に収めていらしった――のほか、飛田百番の意匠について訊きたいてふ主婦の方もいらしてて、大層盛況であった。

小生は雑用係。高岡さんとともに、7階の橋爪研究室から、かつて大阪万博のせんい館のロビーに飾られてゐた「ルネ・マグリットの男」を地下のアートカフェまで搬入。そして、搬出。左腕がもげてをり、胴体が木製であることがわかるのだが、これが滅法重たいのだ。紳ちゃんは、万博マニアの方から、このをぢさんの横に立ってのツー・ショット写真を求められまくってゐた。もはや、彼自身が「集客人物」なのである。

LINEで送る
Facebook にシェア
[`evernote` not found]