てなわけで、6/27-28は日本演劇学会。大阪市立大学での開催は2002年以来だが、今回は、小田中・三上、両演劇研究者を擁する表現文化教室のみの受けなので、小生らは楽ちんである。
前夜イヴェント観客は31名で、まづまづの動員。鈴木先生、瀬戸先生、西堂先生らのほか、毛利前会長にもいらしていただく。じつは野外劇好きなのか、毛利先生?
あと、特筆すべきは、武田さんの奥さんと初めてお会ひしたこと。別嬪さんなので、ふだんはガサツな芝居関係者からは隠してあるさうで。笑
会場撤収後は、本町の沖縄料理屋で、三上先生およびバイトのユウ、イクミと打ち上げ。
翌日は、朝から研究発表会。演劇教育の部屋では、演劇をコミュニケーションの訓練にもちゐる云々の発表多数。流行なのだなあ。そして、「コミュニケーション」についての理解は、まだまだ浸透してゐないなあ、と。
午後は、ユキ先生らの西洋演劇の部屋へ。司会の根岸さんについては、教育学会の理事仲間の縁で演劇学会入会の推薦人のひとりになったのだが、この日のために入会したとの由。なんでも、早稲田で小田中さんの後輩であり、先輩に「司会やって」と頼まれ、断はることはできなかったのださうで。
その後は、阪口先生の、新発見にもとづく講演。懇親会で、久堀さんと話したが、現在、なんと大阪市立大学国文の院には、浄瑠璃やってるひとはゐないんださうで。近世やっても、怪談とかに行っちゃふらしい。上方文化講座もやってんだから、そこで勧誘すればいゝのに、と云ふておく。
そのほか、数名と会話&名刺交換。鳥取大の五島先生には野外劇やるときはDMくださいと云はれ、フランス演劇系の学習院の八木先生にはモリエールがなぜ埋葬拒否られたかのハナシをうかがった。
二次会は、みんな消えてしまひ、またも三上さんと雪国へ。ト、同日、総会――こちらのも、些かモメたらしい――を開催した学友会の面々と児玉前学長、中村・唐沢両副学長らがカウンターに陣取ってゐるではないか。それらの男衆を躱して奥の座敷へ。途中、唐沢先生や、Tさんがやってきて、色々話してゆかれるのであった。
楽日は、午前の部を演劇教育の部屋と藤井先生の講演、午後の部をエリィがコーディネータの関西文化の部屋で過ごす。合間の総会ほかはパスさせてもらって、研究室で仕事してゐたのだが、後で聞くと、総会はちょっとモメたらしい。なほ、来年は明治大学である。