黒猫亭

黒猫亭主人謹製 贅言蒐・藏書録・教材藏

フランス語勧誘パンフ2011

3月22

小生が大阪市立大学の教員になったのが1993年。その翌年に、師匠にして同僚であった森本英夫先生に、「フランス語勧誘のパンフレットつくっていいですか?」と提案してできたのが、初代のフランス語勧誘パンフ「フランス語ーマニズム宣言」。森本先生は、長いフランス語宣伝文書を書かれたが、小生は、初手から迎合作戦で漫画を描いた。こいつを全学部の新入生分を印刷して製本し、入学手続き会場の出口で、ひとりひとりに手渡したしたのである。ようやったね。

そこにほかの外国語が合流して、大学の金で毎年宣伝パンフ『ことばの森』が出るやうになってから13年、2000年からは描き手を外部発注してしのいできたものゝ、昨年一昨年は、描き手すらあらはれず、ことしはじぶんで描かうとおもってゐたが、案の定、時間がとれず、けっきょく、イラストでお茶を濁すことゝなった。

てふわけで、ことしの宣伝パンフ「フラ棒」はコチラから

マンスリーアートカフェ2011(報告篇)

3月1

『リリカ』はリアルタイムで購入してゐた。創刊号-7, 25-最終29号の表紙は、小生贔屓の高橋亮子さまだ。

金沢日帰りの翌日に2回目であったマンスリーアートカフェ、小生担当回は、一発目の「フレンチポップスとフランス語圏社会III」は3名、二発目の「J’adore Lyrica.」も3名――うちひとりは、一発目にもいらしった今年の常連さん――。リリカの方は、表文のるみが中学時代の友人を連れてきてくれたのだが、この子、中2のときにアバレキラーとアバレブルーで妄想してた腐女子だったのに、いまでは足を洗ひつゝあるさうな。でも、根がヲタクらしい。

てふわけで、ことしは、これまでになく低動員であった小生回。Twitter でセルフ宣伝もしたのだが、無念である。

ちなみに、ことしの仏語圏社会のネタは以下のとほり。

  1. マジック・システム Magic System & ハレド Khaled, Même pas fatigué (2009)とアルジェリアとコート・ディヴォワール
  2. ジャクリーヌ・タイエブ Jacqueline Taïeb, Qu’est-ce qu’on se marre à la fac (1967)とチュニジア
  3. ナジュア・ベリゼル Najoua Belyzel, Gabriel (2005) とエジプト
  4. アラン・スーション Alain Souchon, Et si en plus y’a pas personne (2005) と時事性
  5. シルヴィ・ヴァルタン Sylvie Vartan, La Plus belle pour aller danser (1964) とブルガリア
  6. ケレン・アン Keren Ann, Sur le fil (2000) とイスラエル
さて、次回はあるのかしらん??

金沢行き

3月1

雪に閉ざされた金大。こんなときのために、屋根付き回廊が存在する。

一昨年の夏に集中講義にいった金沢大学から、こんどは講演にきてくれてふお座敷がかかったので、あれやこれやの合間をぬふて、2/22に参上する。もちろん、日帰りである。

金沢大学外国語教育研究センターが毎年開催してゐるFDの一環で、ことしのお題は「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の理念と実践 ――言語教育における複言語主義と語学ポートフォリオの活用」。ポートフォリオなら福島が、てふ粕谷さんからの情報でのお声がけで、複言語主義の方は、この手の話題ではお馴染み、京大の西山さんが呼ばれ、関西仏語教育界から、ふたりうちそろっての登壇とはあいなった。

しかし、毎日が綱渡りの小生、ゆきのサンダーバード車中でもパワポをいぢり、吐きさうになりながら到着、こんどは積雪ののこる金大で一席うかがったのち、浅野川ぞひの鍋料理屋でご馳走になり、さりながら、ラストまでは残るあたはず、中座で失礼し、サンダーバード車上のひととなったのであった。

責任者の大藪先生――妹さんが市大の生科の院生でいらした由――はじめ、金大の先生方は大層 sympa で、駒場の仕事仲間であった三上先生、かつてウチの特任だったエマニュエルとも――ついでに、ウチの独文出身の佐藤くんにも――久闊を叙せて、愉快な半日をすごせたことを、こゝに記して感謝感激。

ちなみに、ゆきしに金沢駅から乗った個人タクシーの運転手さんが、神秘的体験やら独自の宇宙論やらを語ってくれる趣き深いひとであったのだが、詳細は割愛だ。

マンスリーアートカフェ2011(予告篇)

2月16

大阪市立大学――組織的には、都市研究プラザ――の出店である船場アートカフェ主催、マンスリーアートカフェ。2月の28日間、毎日講座やらワークショップやらをつづけるこの企画、ことしで3年目をむかへるが、今回の小生の出番は以下のとほり。

  • 2/16(水)19-21h「フレンチ・ポップスとフランス語圏社会 III」
  • 2/23(水)19-21h「J’adore Lyrica.」

そして現在、本日となってしまったネタのパワポとPV作成中。途中寝落ちしてしまったが、これからはノンストップ……の予定だ。ちなみに今年とりあげるのは、アルジェリア、コート・ディヴォワール、チュニジア、エジプト、モロッコ、イスラエル、南米、ブルターニュ、ブルガリア。

来週は、1976年から1979年にかけて、サンリオから出されてゐた、フルカラー、横書き左綴ぢの少女漫画誌『リリカ』について、現物をながめながらアレコレ語る会。動員があやぶまれる超趣味的なネタなのだ。

日本フランス語フランス文学会関西支部大会2010

12月5

ひがしむき商店街北側

記念館

土曜は仏文学会の関西支部大会@奈良女。かつて大阪市立大学で教鞭をとられた――そして小生も教はった――現支部長ヒロピー教授の所属校である。そこの文学部長でもある彼は、支部長任期三年間に開催される支部大会の会場校を、まづじぶんのとこからスタートしたのであった。

開会式と閉会式は、かつての第二女子高等師範――第一はお茶女――の本館として建てられた「記念館」の en lire plus »

日本フランス語フランス文学会2010秋

10月18

レトロな雰囲気の南山の教室。

こちらもレトロげな人類学博物館。

丘陵部にひろがるキャンパスの麓。これはモダン。

10/16-17の秋季大会は、名古屋の南山大学。じつは、かつて受験したことのある大学なのだが――当時は日本語学をやらうと思ってゐたので、受験したのは日本語日本文学科である――、受験したのが大阪会場てふエクステンションであったため、本体の大学校地に足を踏み入れるのは、今回が初めてであった。

早朝に出て、朝一の語学教育委員会に出たあとは、分科会開催までの暇つぶしにいささか苦労。10時からオープンしてる人類学博物館をひやかすことに。土器やら青銅器のならんだ第1室から第2室に這入ると、とたんに昭和のレトロ家電品がならんでゐて、なかなか萌える。南山の人類学といへば、曾野綾子が「太郎物語」で書いた、息子・太郎のモデル、聖トマス大学(旧・英知大学)に長くゐた文化人類学者・三浦太郎――現在は中部大学に移ってゐるやうだ――が学んでゐたところである。 en lire plus »

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