フランス研修2013-9日目

By 黒猫亭主人, 2013/09/17

本日は曇り。午前中はパリ12区のマルシェへゆき、午後は Cité Nationale de l’Histoire de l’Immigration 国立移民史博物館をおとなふ日。

まづは、RERでリヨン駅までゆき、ミュリエル先生とおちあふ予定が、いきなり早朝の電気系統の故障のおかげで、ダイヤがみだれてをり、15分遅れでの到着となったが、ミュリエル先生は、15分遅れるのは、フランスでは当然のことなのだから問題なしといふてをったが、事前に、小生がメールしておいたので、事情は理解ずみである。

10hまでダイヤの乱れあり、てふ表示。流石RER。

10hまでダイヤの乱れあり、てふ表示。流石RER。


オツカレのみなさん。

オツカレのみなさん。

リヨン駅を出でて、place d’Aligra アリーグル広場のマルシェにいたる。広場の中心に、常設の小屋 Marché Beauveau ボーヴォー市場をもつマルシェなり。この地には、かつての研修のをりに、ことえと訪れたことのある地にて、5年ぶりの来訪となりたるが、屋根付き市場は、雨天時のことを想定したミュリエル先生の選択であった。

広場内の古道具市をみたのち、野菜や果物、その産地をチェック、屋根付き市場にはひると、首付の鳩肉とか、赤裸のうさぎさんとか、豚の頭などに辟易する男子たちと、あんまり気にしない女子たちてふ構図がみられたのち、そこを発し、旧鉄道の高架である遊歩道をあるいて、ミュリエル先生の自宅のよこのカフェにゆき、全員で定食を食す。

広場の方は古道具市。南北の道路は青物市。

広場の方は古道具市。南北の道路は青物市。


きはめて雑多な商品。

きはめて雑多な商品。


そして、おほむね巨大な野菜たち。

そして、おほむね巨大な野菜たち。


屋内のスタンド。コルシカ産物のお店

屋内のスタンド。コルシカ産物のお店

こゝでワファが合流、彼らは移民史博物館へ、小生はシゴトしにホテルへ。じつは小生は、をととしの研修時に移民史博をおとなってゐるので、今回はパスしたが、これは、かつてのアジア・オセアニア博物館で、もともとは、旧植民地のめづらしい文物を蒐集、展示してゐた、きはめて帝国主義的産物であったが、それを2007年に改装し、フランスにおける移民の歴史資料を蒐集、展示してゐるもの。をととしきたをりには、フランスが二重国籍をみとめてゐることを知った在日の学生さんが、あらためて己が身のことをかんがへるきっかけになってゐた。まことに大切な博物館である。ことしの彼らは、なにを思ったであらうか。

貸し自転車 velib' の自動車版 autolib' の基地。全車ではらひ中。

貸し自転車 velib’ の自動車版 autolib’ の基地。全車ではらひ中。


avenue Daumesnil ドメニル通りと rue de Rambouillet ランブイエ通りの角のビル。

avenue Daumesnil ドメニル通りと rue de Rambouillet ランブイエ通りの角のビル。


かつてパリ在住中にはよく来たルイイ公園の、無料炭酸水呑み場。

かつてパリ在住中にはよく来たルイイ公園の、無料炭酸水呑み場。


ミュリエル先生の行きつけのひとつ。その名も「12区のバー」。

ミュリエル先生の行きつけのひとつ。その名も「12区のバー」。


定食のメニュー。豚のソテー、ブッフ・ブルギニョン、チキンのフリカッセなど。

定食のメニュー。豚のソテー、ブッフ・ブルギニョン、チキンのフリカッセなど。


小生だけが頼んだ前菜の鰊の燻製。

小生だけが頼んだ前菜の鰊の燻製。


パリ初の猫カフェ。まだ開店準備中。http://www.lecafedeschats.fr/

パリ初の猫カフェ。まだ開店準備中。http://www.lecafedeschats.fr/


まだ工事中の商業ゾーン Forum des Halles フォーロム・デ・アール。

まだ工事中の商業ゾーン Forum des Halles フォーロム・デ・アール。

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One Comment

  1. コトエ より:

    拝啓 むしゅーフクシマ。

    「ベイビー見に行くけど。」と言われへらへらついていったのを
    昨日のように思い出します。あっという間ですね。

    またパリに行きたくなりました(結構もう色々行ったはずなのに)

    情けないことに…職務で必要な英語という…つまり実用性に屈し
    着実に失われつつあるフランス語をabcからやり直すところから…

    お体にお気をつけて。また近々、ふらりと遊びに行きますね。

    ことえ@京都