本日は曇り。午前中はパリ12区のマルシェへゆき、午後は Cité Nationale de l’Histoire de l’Immigration 国立移民史博物館をおとなふ日。
まづは、RERでリヨン駅までゆき、ミュリエル先生とおちあふ予定が、いきなり早朝の電気系統の故障のおかげで、ダイヤがみだれてをり、15分遅れでの到着となったが、ミュリエル先生は、15分遅れるのは、フランスでは当然のことなのだから問題なしといふてをったが、事前に、小生がメールしておいたので、事情は理解ずみである。
リヨン駅を出でて、place d’Aligra アリーグル広場のマルシェにいたる。広場の中心に、常設の小屋 Marché Beauveau ボーヴォー市場をもつマルシェなり。この地には、かつての研修のをりに、ことえと訪れたことのある地にて、5年ぶりの来訪となりたるが、屋根付き市場は、雨天時のことを想定したミュリエル先生の選択であった。
広場内の古道具市をみたのち、野菜や果物、その産地をチェック、屋根付き市場にはひると、首付の鳩肉とか、赤裸のうさぎさんとか、豚の頭などに辟易する男子たちと、あんまり気にしない女子たちてふ構図がみられたのち、そこを発し、旧鉄道の高架である遊歩道をあるいて、ミュリエル先生の自宅のよこのカフェにゆき、全員で定食を食す。
こゝでワファが合流、彼らは移民史博物館へ、小生はシゴトしにホテルへ。じつは小生は、をととしの研修時に移民史博をおとなってゐるので、今回はパスしたが、これは、かつてのアジア・オセアニア博物館で、もともとは、旧植民地のめづらしい文物を蒐集、展示してゐた、きはめて帝国主義的産物であったが、それを2007年に改装し、フランスにおける移民の歴史資料を蒐集、展示してゐるもの。をととしきたをりには、フランスが二重国籍をみとめてゐることを知った在日の学生さんが、あらためて己が身のことをかんがへるきっかけになってゐた。まことに大切な博物館である。ことしの彼らは、なにを思ったであらうか。
拝啓 むしゅーフクシマ。
「ベイビー見に行くけど。」と言われへらへらついていったのを
昨日のように思い出します。あっという間ですね。
またパリに行きたくなりました(結構もう色々行ったはずなのに)
情けないことに…職務で必要な英語という…つまり実用性に屈し
着実に失われつつあるフランス語をabcからやり直すところから…
お体にお気をつけて。また近々、ふらりと遊びに行きますね。
ことえ@京都