日本フランス語教育学会秋季大会2010

By 黒猫亭主人, 2010/11/08

京大吉田南総合館。朝8時すぎ。

京都のせゐか、吹き抜けのせゐか、無闇に寒かった会場棟。

11/6-7に京大で開催されたこの大会、学会創設40周年記念大会でもあって、海外からの非会員参加者もOKにした国際大会である。講演、シンポ、ワークショップ、分科会発表の報告者はざっと70名ほど、大会参加者は170名ほど。フランス、モロッコ、カナダ、カンボジア、臺灣、韓国などから仏語の先生たちが来場し――したがって、現場の公用語は、当然のごとくフランス語――、大層盛況であった。

小生は、教育学会理事の「大会担当チーフ」てふことで、会場設営や名札作成に従事、大会中は受付付近に張りつくかたはら、唯一の日本語をつかふ分科会にて、「コラボレーションとポートフォリオによるフランス語学習の実践」てふ発表をひとつ。当日の京阪特急内でパワポをつくりつゞけ、受付の横で動画を貼りこみ、やうやく完成てふドロナハであったが、なんとか無事終了。おなじ分科会でご発表の山崎さん、倉舘さんと、問題意識の共通性が確認できてよかったよかった。相野さんからはGPAにたいしてはどうすんだてふご質問が出されたが、闘ふしかあるまいてふのが現状の回答。いやはや。

さて、今回も初のこゝろみづくしであったが、来年度の春は一橋大学で文学会と同日開催てふ、これまた初のこゝろみ。大会担当チーフとしては、いろいろかんがへねばならんこと必定なのであった。

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