黒猫亭

黒猫亭主人謹製 贅言蒐・藏書録・教材藏

井上ひさし死す

4月13

教室代表就任早々に問題発生とか、フランス語履修者が予想どほり少ない――どうも中国語のひとり勝ちっぽい。五輪と万博効果か?――とか、今年も来年も学会の支部大会を引き受けねばならなさうとか、気がついたら授業初日とか、忘れてた書類多数とか、自宅のリヴィングが芥屋敷状態とか、〆切仕事が依然として終へられないとか、諸々ホットな事態はあるのだが、これについては一言せねばなるまいてふのが、井上ひさしさんの逝去である。

思ひおこせば30数年前、中坊の小生は、図書館にて一冊の戯曲に出会ったことから、演劇てふものに関心を抱いたのであった。その作品の名は『珍訳聖書』。新潮社の描き下ろし戯曲集の一冊である。このドンデンがへしにつぐ、ドンデンがへしてふ「ケレン」は、初期井上作品――亡くなったからこそ、初期とか晩期とか云ひうるのだが――の一大特徴であった。

井上戯曲にはまった小生は、その後も、図書館で『道元の冒険』『十一ぴきのネコ』『藪原検校』『天保十二年のシェイクスピア』『それからのブンとフン』『たいこどんどん』『雨』『イーハトーボの劇列車』『国語事件殺人辞典』『仇討』『吾輩は漱石である』『きらめく星座』などを――まあ後半のは買うてたけど――読みふけり、すっかり初期作品の地口文体、中期作品の静謐さ、後期作品の戦争と庶民、そして、いづれの作品にも通底する、明るい笑ひの裏にべったりと張りついた闇てふ井上ワールドにはまってしまった。とりわけ、『仇討』に典型的な Lire le reste »

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新歓キャンプ2010

4月5

4回目となる教育促進支援機構主催の新入生歓迎キャンプ。今年も4/3-4の土日に開催された。参加新入生102名――当日缺席1名なので、じっさいは103名。ちなみに、本年度の新入生は166名――。過去最大の参加率である。両日とも晴天に恵まれたが、これも過去初めてのことであった。

今回は、初日の大学構内でのイヴェントが増加、朝9:30開会、講堂でレクリエーション、学内オリエンテーリングをこなしてから、昨年にひきつづき利用の大阪府立青年自然の家にバス3台で移動、飯盒炊爨でカレーを作成、キャンプファイアーのかはりの体育館内レクに移動し、最後は、フリートーク会場・しゃべり場で〆めた。

二日目は恒例の時間割作成講座と作成・質問タイム。14時すぎに退所ののち、15:15に大学帰着。例によってサプライズののちに解散。みな、 Lire le reste »

新年度

4月1

夜桜と1号館。

ふらんす 2010年 04月号 [雑誌] 30日の在校生にたいする『フォーラム人文学』配布――事務の成績配布と同時におこなふのである――やらなんやらでバタバタと過ごしたのち、31日は事務のひとびとを送る。前職以来長い付き合ひの入試担当係長は区役所へ転出ださうで。わが文学部事務室からも、半数近い4名の方が去った。いやはや。夜は生協の理事会。今年度の決算が出る。いやはや。

日付かはって4月朔日。poisson d’avril である。うへの『ふらんす』――mixi voice で編集長の心身磨り減らしぶりがダダ漏れf(^ー^;――の表紙のごとく、背中におさかなを貼り付けるのがフランスの風習で、子ども雑誌に、貼り付け用おさかなの附録がついてきたりする。

さて、本日より職階が変はったのだが、法人職員には辞令交付もなし。ウェブに掲載されてゐるだけである。代はりにボックスに這入ってゐたのは、厳しい財政事情を反映して、給料減らすぞの通知であった。いやはや。

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