黒猫亭

黒猫亭主人謹製 贅言蒐・藏書録・教材藏

日本フランス語フランス文学会関西支部大会

11月28
最上階は教授会用の部屋のサピエンス・タワー。「サピエンス」とは勿論、旧学名「英知」のことなり。

最上階は教授会用の部屋のサピエンス・タワー。「サピエンス」とは勿論、旧学名「英知」のことなり。

食堂が這入ってゐる、恰好いゝ70年代風の建物。

食堂が這入ってゐる、恰好いゝ70年代風の建物。

日曜は、仏文学会の関西支部大会@聖トマス大学。かつて「英知大学」てふ名称で、フランス語フランス文学科を擁してゐたが、その後、消滅。名称も変へて出直しをはかってゐたが、いちじ募集停止の決定が下された大学であり、この支部大会開催を受諾したときには4名ゐた仏文関係スタッフも、武田さんたゞ独りてふ意外の展開をみせてゐる大学である。

語学教育委員てふことで、朝から合同委員会に出席。研究発表会を経て、総会にて報告をおこなふ。懇親会で、伊藤製作所のうさこマフラーをしてゐたことから、ヲッサンこそラブリーなものを身に着けるべきだとてふ千野帽子氏と話すことに。『文藝ガーリッシュ』読んでます云ふたら、彼曰く「結構バレてますね」。「女子nicomi」てふ携帯サイトの連載も読んでた旨をつたへると駭いてゐた。

二次会は、孤軍奮闘の武田さん慰労会。今回から支部長として挨拶にたつ、元大阪市立大学教員の三野ひろぴー先生や、彼のお膝元・奈良女子大の高岡さんらも一緒。阪大卒で一歳下らしい高岡さんとは、なぜか2劇のハナシで盛り上がる――三野先生も、京大時代は演劇部で、現在東大の坂原さんらと別役の『象』をやったひとであり、再履修の仏語で浦部を教へたひとでもある。何回か芝居を観ていたゞいてゐるぞ――。しかし、キタタニタタキの名前をこんなところで聞かうとは。高岡さん、次回公演は案内してくれとの由。忘れずにDM送らねば。

too much to do

11月27

書かねばならん原稿
添削せねばならん論文
出さねばならん書類
選ばねばならん教科書
やらねばならん授業準備
依頼せねばならん書評用書籍
報告せねばならん学会の委員会

あとは?

もはや海馬のひづめに蹴られて消し飛んだのであらう。

いやはや。

ところで、書くべき購入書籍のエントリも溜まってゐる。

藤井直敬『つながる脳』
マルコ・イアコボーニ『ミラーニューロンの発見』
下條信輔『サブリミナル・インパクト』
デルフィーヌ・ヴィガン『ノーと私』
マルク・レヴィ『ぼくの友だち、あるいは、友だちのぼく』
マリィ・ンジャイ『ねがいごと』『心ふさがれて』『ぼくの友だち』
小沼丹『村のエトランジェ』
川上未映子『ヘヴン』
伊坂幸太郎『終末のフール』
森見登美彦『新釈 走れメロス』
くらもちふさこ『駅から5分』3
市川春子『虫と歌』
伊藤黒介『ベルとふたりで』1
古屋兎丸『幻覚ピカソ』2
業田良家『ロボット小雪』
村上かつら『ラッキー』

以下未読。

谷川健一『賤民の異神と芸能』
喜安朗『パリ――都市統治の近代』
ジュディス・R・ウォーコウィッツ『売春とヴィクトリア朝社会』
丹下和彦『ギリシア悲劇ノート』
中村昇『ウィトゲンシュタイン』
etc.

やれやれ。

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初代EU大統領

11月20

「欧州理事会常任議長」(Président fixe du Conseil européen / Permanent President of the European Council)、所謂「EU大統領」であるが、その初代は、下馬評どほり、ベルギー首相の Herman Van Rompuy [ヘルマン・ファン・ロンプァイ] ――ちなみにフラマン系のこの名前、英語版のWikipedida では ogg形式の音声ファイルで発音が聞ける――に決まった。

もうひとつの選挙対象であった「外務・安全保障政策上級代表」(Haut(e) Représentant(e) de l’Union pour les affaires étrangères et la politique de sécurité et vice-présidente de la Commission / High Representative for Common Foreign and Security Policy)、所謂「EU外務大臣」には、ミリバンド英外相ではなく、おなじく英国人で、欧州委員会の通商担当委員 Catherine Ashton [キャサリン・アシュトン] が選ばれた。女性にもポストをてふ配慮によるものであらう。ちなみに労働党の彼女、男爵夫人 Baroness Ashton of Upholland の肩書きをもってゐるが、実家の出自はフランスださうで、フランス語が流暢だと、仏版ヰキペに書いてござった。

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日本フランス語フランス文学会2009秋

11月9
熊本の繁華街。駕町(かごまち)は、文字どほり、当時の運転手たる御駕籠衆の屋敷があったところからの旧町名。

熊本の繁華街。駕町(かごまち)は、文字どほり、当時の運転手たる御駕籠衆の屋敷があったところからの旧町名。

駕町に平行してはしる下通。こっちの方が大きい。

駕町に平行してはしる下通。こっちの方が大きい。

木・金と寝たふして、土曜の早朝5時に起きてみると、大きな褐色のカブト虫にはなってゐないが、喉の不調と頭痛以外には、まあまあの体調になってゐたので、出張に出かける。某クビ長が廃止をつよく主張する伊丹空港から機上の人となり、一路、火の国へ。仏文学会@熊本大学である。今回はマサコとユキ先生の発表があるほか、大会実行委員長が、リュテス大先輩の寺田さんなのだ。

昨年築城400年だった熊本城。それにむけ、本丸御殿が復元されてゐる。

昨年築城400年だった熊本城。それにむけ、本丸御殿が復元されてゐる。

旧制五高時代の英語教師を一時つとめたハーン先生・小泉八雲の碑。後に見えるのが、旧制五高の学舎を利用した五高博物館。

旧制五高時代の英語教師を一時つとめたハーン先生・小泉八雲の碑。後に見えるのが、旧制五高の学舎を利用した五高博物館。やはり英語教師であった漱石の出した試験問題なんかも展示されてゐる

熊本は夏日であったが、前日まで発熱の小生、厚着で臨むも、気温のほどがわからず。さすがに翌日は暑さを感じたが、この出張中は、ずっと革ジャン+マスク姿てふ怪しい恰好であった。

さて、懇親会では、昨年の大会実行委員長なりし山本さんから、センター仲間だった山崎さんがついに結婚したとの報告を受ける。ムムム。それぢゃ冬太やなうて春太やがな! ト祝っておいたが、なんでも新婚早々腰を痛められたさうで。

校内に、かつての建物が残る。

校内に、かつての建物が残る。

日暮れての中心部。

日暮れての中心部。

二次会では、G社のFさん仕切りで、関東の若手たちと。前に坐わったベルクソンの専門家・藤田さんは、かつて早稲田の小林先生といっしょの二次会だかでごいっしょした仲。この春より福岡の大学に専任を得た由。久闊を叙しつゝ、こんごともよろしうにと。ちなみに、彼、このたびの学会奨励賞受賞者であり、有望の若手である。まさに「後生畏るべし」――「先生侮るべし」――。しかも、大阪出身――大手前→京大→東大――なのだった。

人は誰もただひとり

11月5

旅には出ない。風邪である。

同窓会終了後、研究室で仕事したのだが、その部屋が寒かった――小生の部屋は北向きなのだ――。昨日から調子がをかしかったのが、本日はすっかり病人状態となってしまった。にもかゝはらず、船場アートカフェの会議に出たのは、車で10分の近距離だからにほかならない。

本日の会議では、11/16-21の「まちのコモンズ2009――船場建築祭4」――昨年もやったヤツ――の仕事分担とか、マンスリー・アートカフェ――去年もやったヤツ――の日程とかが決まった。ちなみに、小生の担当は、2010/02/14と02/16の予定である。なにをやらうかしらん。

ところで、端田宣彦といへば、シューベルツのみならず、フォーククルセイダーズやらクライマックスやらであるが、小生、坂上忍主演の「ふしぎ犬トントン」(1978-79)の主題歌をうたったひととして記憶してゐる。外国の王様役でゲスト出演もしてゐた。

しかし、あすは会議と学生とのアポがあるのだが、どうなるのであらうか? くはへて、今週末は、仏文学会の秋季大会が熊本大学――先輩の寺田さんがいらっしゃるところ――であるのに、小生は一体ゆけるのであうか??

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